だんご木のこと
暖冬といわれる今年の冬。
雪のないお正月になるのでしょうか・・・。
さて、霞城セントラルでは、1階と2階の南側出入口に門松を飾り、
1階アトリウムには「だんご木」を飾り付けました。
毎年、年末から1月下旬まで飾っている霞城セントラルのだんご木は、
山形市内で唯一だんご木を作られている「吉田園」さんに飾りつけしていただいています。
伝統ある縁起物「だんご木」ですが、
若い方が足を止めてだんご木を眺めたり、写真を撮ったりする様子が多く見受けられます。
「かわいいね!なに?これ。」という親子の会話も。。
だんご木とは、小正月飾りの事。
古くから「みずき」や「やなぎ」の木の枝に、餅の花を咲かせて豊作を祈願してきたそうです。
「みずき」は、水をよく吸い上げることから火災避けの願掛けとして好まれ、
「やなぎ」は、五穀豊穣の願いを込められるそうですが、
現在では、形の好みや飾る場所によって選ばれるようです。
飾り物は、餅を原料にしたふなせんべいと、だんご。
色を付けているため食べることはできませんが、吉田園さんでは餅を搗きひとつひとつ丁寧に手作りされているんです!
だんごは半球型の断面を水で濡らして枝を挟んでつけていきます。
吉田園さんのだんごの色は4色で、春の若葉、夏の太陽、秋の稲穂、冬の雪。
四季を表しており、同じ色を組み合わせて飾りつけます。
ふなせんべいもいろいろな種類があり、かぶ、鯛、大黒様、宝船、小判、巾着などなど
鯛の大きさは大小あり、木の根元に大きい鯛を飾るといいそうです
「元から栄えます様に・・」という想いを込めて。
吉田園さんでは、置き型や壁掛けなど、省スペースで手軽に飾れる商品も作られています。
飾りたくても場所がないとあきらめていた方はぜひ参考にご覧ください♪
~お求めになりたい方のために~
吉田園さんのだんご木は、毎年1月10日の初市で購入できるほか、
1月3日(水)~4日(木)には「道の駅 やまがた蔵王」でも出店されるそうです!
購入できる機会は少ないので、ご案内です。
様々な縁起物や露店が立ち並ぶ、初市!そして新年を祝う様々な催し。
楽しみですね♪
商売をされている店舗でも、そしてご家庭でも!
福を呼ぶ縁起物。
カラフルでかわいい「だんご木」を飾ってみてはいかがでしょうか。